こんな年の瀬だからこそ、振り返っておきます。
2020年は大変な1年になりましたね…。
商いは大打撃でしたが、結果的に「学びの肥やし」となる1年になった気もします。
コロナだコロナだと、暗い事ばっかり言ってもしょうがありません。
気を引き締めつつ、前向きに。
さて、気がつけばこの投稿してから間もなく2年が経とうとしています。
「よっしゃこれ全部やろう」
あれから…
どこまで進捗したのか…
振り返ってみますか…。
この一樂會の第一回が行われたのが大正12年(1923)。
2023年で100周年の節目の年を迎えるので、「それまでに全部、勉強部屋で学んでやろう」という方針です。
1回~4回まで、取り上げられた「尾張の郷土美術銘柄」を列挙してみましょう。
【会期】大正12年(1923)6月18日から3日間
【展観テーマ】「五家作品陳列会」 山本自敬軒、千村伯就、正木文京、井出退歩、杉山見心
【会期】大正12年(1923)10月22日から3日間
【展観テーマ】渡辺又日庵、永井春秋園、馬場一巣、梶玄及斎、飯田布袋堂、安藤百曲園、吉田鹿助、廬山焼、豊助焼、笹嶋焼、酔雪焼、萩山焼、正三焼、有我焼
【会期】大正13年(1924)5月19日から3日間
【展観テーマ】尾張の四卿(光友・斉朝・斉荘・義宜)、高須松平家(松平義建)、竹腰篷月、御深井焼、戸山楽々園焼、玄々斎、浦蓮也、柳生流々、高田太郎庵、川村曲全斎、宗知、蝸牛庵、秋輔、原田泥亀、爲足庵の日義日経師、日潤上人、二階堂昇庵、今泉源内、朝倉自生庵、平尾数也・六代、七代、正木惣三郎、正木伊織、岡谷二珪、間宮撫松、横山鈴翁、石橋蘿窓、久田耕甫、松尾宗二
【会期】大正15年(1926)6月20日から3日間
【展観テーマ】平沢家(平沢九朗、陶斎、松伯、白駒)
大野・西村治兵衛 治郎左衛門、濱嶋五兵衛清浄軒 道味、遠山微笑尼、清洲・早川清太夫 藤蔭翁、加島道周、瀧川一楽、氷室長翁、小寺如々庵 宗玄 省斎、松尾家代々、久田耕隆、箕田宗範、久田宗栄、久田清好、神谷別甫 西村田楽、津金庄蔵 乾斎城南坊、久野助九郎 九幡霜舎 廉卿 九兀 永日庵 正員 其律、水谷八右衛門 好山、称善、小澤列根鎭監、爰清庵、井上士朗、横井金谷、深田香實、岡谷市左衛門 無功庵巴洲 全忠、高讃寺茲明蓬生庵、白木屋武右衛門、不二山人 静遠居信天 風月雙、半介、清壽院、瀧本土休、松平庄右エ門 東亭、黒田六一郎、寺尾如水 破鏡庵、伊藤圭介、陳元贇、小澤孫左衛門 宗淳、直女笑醒、亀屋喜入 若山草結庵、大津半七 半山遮莫、大橋秋二 紫雲児 収二、常滑 青洲和尚、白鷗、長三、不二見焼、東雲焼、梅屋敷焼、菊水焼、扇山焼、西春焼、清香庵、清瓶、なるみ焼、古戦場焼、大高焼、川名焼、坂井焼、阿野焼、犬山焼、上野間焼、春古山、春琳、春暁、春宇、春丹、唐三郎、太兵衛、仁兵衛、民吉、塐仙堂、閑陸、五助、弘法善次、春厚
あれれぇー。(;´Д`)
結構やったつもりだったんですが…なんか、すくなっ。(一楽會が取り上げた対象が多すぎる、ともいえるけど…)
御深井焼が思いのほか曲者だったせいですね、多分…。
あと3年しかないぞー…全部はさすがに無理か?
「尾張の茶の湯NEXT:補遺」をやって、その次の世代をやるか…
お茶人ばっかりじゃなく、瀬戸染付に行くか…
いや、瀬戸本業も掘り下げていかねば…
というか、やり残した常滑も回収しないと…
あぁ、地下鉄シリーズの補遺もあるねぇ…名古屋市営地下鉄では網羅できない焼き物もあるし…。
うーん…やること、多すぎ。(‘A`)
なかなか美術・芸術に興味関心がもたれにくい世相となりつつありますが…
コッソリじっくり、地に足付けてやっていこうと思います。
何事も、コツコツやるしかないんです。がんばろー。
さて、2021年はどんな年になるのやら…このコロナ禍はしばらく続きそうな気がしています。
人が集まることが憚られるようになっても、現代の文明の利器・インターネットを使って啓蒙活動はできる。
「これでいいのだろうか?」という、迷いは相変わらずあるのですが…。
「まず知ってもらう」というステップを踏んでもらえるよう、頑張ります。
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