名美アートフェア2025

名古屋美術倶楽部での催しの御案内です。

名美アートフェア2025

場所

名古屋美術倶楽部

日程

2025年6月27日(金曜)~29日(日曜)

時間

10:00~18:00(最終日のみ16:00まで)

最終日には講演会も予定しております。詳しくは名古屋美術倶楽部のウェブサイトをご確認ください。

前田壽仙堂ブース予告編

例年、当店ではテーマを決めて展示をしていますが…今年も…。

一樂會・100周年 顕彰企画

第3弾です。

2023年のアートフェアが第1弾。その次の2024年のアートフェアが第2弾。

一樂會とは?とか、詳しい事は過去の投稿をご覧ください…。

今回は第3回一樂會を取り上げます。一応、第1回が大正12年6月に開催され、第2回は大正12年10月開催。第1回が1923年でしたが、2回目も同じ年にやっているため、以降は厳密にいうと「100周年」とは言えません。第3回が大正13年の夏ですからね。

名美アートフェアは年に1回ですので…これはもう、仕方がないです。

第三回・一樂會の内容とは?

第1回、第2回と、次第にその規模がデカくなっていく一樂會。

きっと最初に展観を見に来た人の中に…

商家の旦那

おお…ワシもこんな感じの骨董品持っとるぞ?

みんなに見てもらおうか

古美術愛好家

うわぁ…面白いなあ。俺も何かないか探してみよう!

仲間に入れてほしい…

こんな感じで、ネットワークが広がり、また感化された来場者がいたはずです。

実際、第2回以降、美術品を持ち寄ったとされる所蔵者が増えております。

名古屋、中京地区に限らず、関西からも…。

展観品を提供した所蔵者の中に、後に滴翠美術館のコレクションのもととなった、当世の国焼コレクター・山口吉郎兵衛の名前も。

するとどうでしょう……きっと「これもやろう」「あれもやってほしい」と方々から、希望の声が上がったのだと推測します。

この第三回、風呂敷をとんでもなく広げまくって、めちゃくちゃ多岐にわたる展観をしているのです…。

一覧にしますと、以下の通り…。

尾張の四卿(光友・斉朝・斉荘・義宜)、高須松平家(松平義建)、竹腰篷月、御深井焼、戸山楽々園焼、玄々斎、浦蓮也、柳生流々、高田太郎庵、川村曲全斎、宗知、蝸牛庵、秋輔、原田泥亀、爲足庵の日義日経師、日潤上人、二階堂昇庵、今泉源内、朝倉自生庵、平尾数也・六代、七代、正木惣三郎、正木伊織、岡谷二珪、間宮撫松、横山鈴翁、石橋蘿窓、久田耕甫、松尾宗二

多すぎ…………(笑)

ハッキリ言って、アートフェアの1ブースでは、とても対応しきれません。

ですので、今回からは数回のアートフェアに分けて、顕彰企画をやります。

2025年のアートフェアでは…

  • 尾張のお殿様
  • 高須松平家
  • 御深井焼
  • 戸山焼、楽々園焼

に絞って、展示を行います。ざっくりと「尾張藩主と焼き物」がテーマみたいなもんですね。

詳細はまた後日、ご紹介いたします。

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