激推しの春
すっかり更新が滞っており、申し訳ないです…。
本当は茶会記の勉強部屋をアップしたいのですが…ここんところ会計の事務作業に追われておりまして…。
インボイス対応のついでに会計ソフトも新しいモノに乗り換えようと、今年から新システムを導入して、それに悪戦苦闘しております。
間違いなく楽になるのですが…最初は慣れてないので、中々効率よく作業が進まず…。
十軒店とアートフェアの準備も並行してやっているので、ブログに割ける時間がほぼゼロ…。
茶会記ネタは夏ごろまで、のんびり待ってください。
久しくやってなかった展覧会PR
秋の恒例となっていたのが、いつしかやらなくなった展覧会のPR。
しかし激推しの特別展が今度から始まるので、思いっきり宣伝します(笑)
そのために時間をブログ書く時間を割きました。(これぐらいなら何とかなる)
待望の…「春岱」特集です。
尾張国焼・郷土美術の美術商を自称する前田壽仙堂として、これは推さずにはいられません。
江戸後期の尾張において、この人を避けては尾張国焼の事を語れない、それぐらい重要な位置を占める陶工。
当時から多彩な技法を駆使して人々を魅了した陶芸の才。単なる「写し物」の枠を超えた、独特のセンス。
後の時代にも春岱の作品は残り続け、作品を愛する人々の手で大切に伝えられてきました。
尾張の人たちは、「うちも一つ春岱持ってるぞ」というのが、ちょっとした自慢になるモノでした(故に贋作が多く作られている…)。
そんな事情もあり、春岱はいろいろと「うるさいもの」なので、特集されることに及び腰な時代が長く続きました…。
なんと実に60年ぶりの春岱特集の展覧会だそうです。
真贋の話はともかくとして…春岱作品がまとまって見られるまたとない機会です。
「春岱らしさは『ナンダ』?」という視点で、作品と向き合うと、鑑賞の楽しさがより深まると思います。