前田壽仙堂

くたくた

ご無沙汰しております・・・。西へ北へと大忙しで、5月があっという間に終わりそうです・・・。なんだか殆ど店に居ないような気が・・・。

あちこち茶会に顔を出しております

明治村が終わったと思ったら、今度は京都で茶会を手伝ったり、熱田神宮にも例によって出没しております・・・。(そして6月は再び京都へ・・・)

このごろ、稽古場の人とはお稽古場以外での方がよくお会いしているような・・決して怠けてるつもりではないのですが。(;- -)

さらに茶会の手伝いの合間に親の七光りを利用して、若輩ながら金沢の記念茶会にお客で参加させてもらったり。

金沢・回想

金沢美術倶楽部の100周年事業。お茶会だけでなく、もちろん例の3館連動の「美の力」も見てきました。

石川県美→中村記念美→21世紀美という、最適コースをいろんな方から聞いていたのでこの流れで・・・。

石川県美はとにかく圧倒的な量と質。以前行われた東博の「茶の湯」展でも思いましたが、大量のモノを一気に見るのは疲れますねー。スゴイ勉強になるんですけど…。(;´Д`)

それと対照的だったのが中村記念美術館。「茶事の妙」ということで、展示の構成が「茶事に招かれたら、道具はこうやって見えるんだ」というものが、とてもわかりやすく展示されていました。茶事の「手伝い」はもう何度も経験していますが、「客として招かれたこと」はホンの1度だけの僕。あらためて「茶事」というもののすばらしさを再確認。

21世紀美術館は、なんと月曜でお休み・・・記念の企画展 「POWER OF ART」だけは、月曜日でもやってました。朝比奈、見て来ましたよー。珍しいですね。ボディは瀬戸黒を思わせるような造形。僕は志野のボディのようにも感じましたが・・・。

再認識

やはり印象に残ったのは、中村記念美術館の展示。よかった。

じっくりと、しっかりと、道具の一つ一つがよく見える。茶事って、美術館の「展覧会」とはまったく別種の道具の鑑賞方法なんですよね(まあ言うまでも無いですけど・・・)。

見え方が違う、というのか、見方が変わる、というのか・・・。

展覧会では「あー、あの作品もう一度見ておこう」みたいなことが可能ですが、茶事ではそうはいかない。ここが肝なんでしょう。

もう茶事に赴く段階から、そこで使われる道具の見方、捉え方、相対するときの姿勢、脳のスイッチが切り替わるというのですかね・・・なんだかうまく表現できないのですが。

道具の持つ良さを最も引き出し、隅々まで味わえるのが茶事の醍醐味であり、美術鑑賞の方法としての一つの完成形なんでしょう。

実際、かつて東博の茶の湯展で見た「千種伊羅保」の印象と、この中村記念美術館で見た「千種伊羅保」の感じ方は、まるで違うものでした。(展示の仕方が違うのだから当たり前だろ、といわれればその通りなんですが・・・)

全く同一のモノでも、その時々で見え方・感じ方が変わる。ふと「一期一会」という言葉を思い出しました。

現代じゃ、茶の湯の世界だけでなく、普遍的に「人生の格言」みたいに使われがちな言葉です。(よくラーメン屋とか居酒屋でポエムに書かれてる・・・)

でもきっと「一期一会」って、見る側・感じる側の話なんじゃないのかなーと。

もてなす側が「一期一会を大切にします!」みたいなことを言うのは、なんか違う気がする。

そんなことに気付いた、金沢出張でした。

6月、お店はしばらく閉まってるかもしれません

ある一件の打ち合わせで、蔵の中をひっくり返した状況の店内・・・。ここだけじゃく、床の間のほうも「エライこっちゃ」ってな、感じに・・・とてもお見せできませんが。

美術倶楽部の「創と造」展、青美展もひと段落。ようやくブログの更新に漕ぎ着けたのでした・・・。

さて、正式に「お知らせ」ではまだ告知をしておりませんが、実は近々、店舗の引越しをすることになりまして・・・。

一部のお客様にはそんなお話を直接していたりするので、どこかで噂話が流れているとか、いないとか。

引越し準備で店が開けられない状況が続くかもしれません。ちゃんとした告知は「お知らせ」で個別記事をアップしてお知らせいたします。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です